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芳子おばちゃん

昨日帰る前に芳子おばちゃんの顔を見てきました。
相変わらず元気で安心。前に来たときに、BSしか見られなくてつまらないと言っていた。
確か難視聴区域で衛星で地上デジタルが見れる事になっていたはずと、対策センターに電話して、対応してもらったはずなのに、いまだにそのまま。
部落の区長様とか副区長様とかいるけど役には立たず、いろいろ不自由していて、かわいそう。
まずは対策センターに電話して、一人目のオペレーターは能なしで訳のわかんないやつ。もう一度電話すると、優しいおねーさんが出てすぐにその場で、対応してくれました。
天下の総務省の出先機関のオペレーターのレベルがここまで違うかと実感。
おばちゃん地震からずっと避難生活していて、電話も電気も避難者は使用料免除になることも知らず払い続けていた。
これは行政が酷い。年寄りはほったらかし。東北電力には電話して、対応してもらったけど。
NTTは繋がらず。又今度になってしまった。
自己申請しなくちゃ免除にならないなんて、ひどい。
机の上には被災者の保証金支払い申込用紙がどんとあって、もう何が何だか解らないし、領収書も取ってないし、出せないわぁ、、とあきらめ顔。
もう既に、地域サービスもコミュニティーも崩壊状態。いわき町の役人は勝手に安全宣言して、何もなかった顔でのんきに机の前に座ってると思うと腹が立ち、もうここには住めないと思ってしまう。
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by y_yosuke | 2011-09-19 10:01 | うれし、悲し | Comments(0)

川内村のランナー

隣村の温泉が無料で再開してると聞いて、ひとっ風呂浴びて帰ろうかと川内村へ向かいました。
まだほとんどの家はカーテンがかかったままで、畑も田んぼも荒れ放題。

村のガソリンスタンドのおにーさんは前から走っているあんまり大会には出られないランナー。
3月14日まで営業して避難の車に燃料を入れていたそうな。
あちこち点々と避難して4月には営業再開。人の住んでいない村では緊急車両がお客さん。
水と空気のきれいなことが取り柄の阿武隈の山の中では、家族がばらばらになったり、避難し続けてる状態で淡々と仕事をこなすのは寂しい限り。
小さい子供がいる彼の奥さんは山梨に避難中。何れ実家の神奈川へ。

年寄りばかりの村にならざるをえない川内村の復興を目指す村長の気持ちはさぞ辛かろう。

川内の湯は平日無料営業で日曜はお休みで入れませんでした。残念
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by y_yosuke | 2011-09-18 23:31 | うれし、悲し | Comments(0)

爽やかな朝

戸渡に荷物をまとめに来てます。
爽やかに風が流れて、木の葉が揺らめき、お日様が優しく顔を出すところ。

今回は、税務署から申告期限が9月30日と言ってきたので窓口に行ってきました。
3月11日にホームページで数字の書き込みをしていて、一度保存したところでぐらぐらっと。
だからまだ完成してないし、書類も足りないかも。

被災者用の相談場所があって、30分ほど待って親切に税金と消費税を計算してくれました。
振り込み用紙出払いますかと聞かれて、お金ありません、と応えると、では担当へと別の窓口へ。
これから一年間支払い猶予が出来ましたので、計画を立てて下さい、、と言われ。
かくかくしかじかは、時間の無駄。

なんのための税金か、、とか、僕の生活奪ってくれて守ってくれるべき国にまだ金を払わないと行けないの?とか、紙に書かれたこと以外は対応できない窓口にうだうだ言ってるより早く帰って荷物をまとめたり、友達に会ったり次のこと考えたりしたいもんだ。
みんなおとなしく従うよな〜、僕もだけど。
もう気力が底を尽きてる感じ。
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by y_yosuke | 2011-09-16 08:50 | うれし、悲し | Comments(0)

福島県

これから福島県はどうなって行くんだろう。
浜通りの原発誘致立地市町村はリスク承知だったろうけど、それ以外のたまたま、隣に居合わせた市町村がかわいそうね。
隣の町でも原発建設に口出しできないみたいだから、なおさらね。
近隣の村が何をもらってどれだけ良い思いをしたかは解らないけど、立地の町ほどではないから、失った物の方が多いだろうね。
今まで、立地町のとなりに住んでいたので、迷惑料が年にいくらか勝手に振り込まれていた以外、恩恵は無かったけれど、立地地区の税金が安いとか箱物設備が安く利用できるとかの話は聞いていて、税金が高いだけの場所にいると、危険度だけが同じで、恩恵が少ないというのはなんなのよ、、と思って本気で引っ越そうかと思ったこともあるけれど。
と言うより、浜通りは温暖で海がきれいで住みやすくて、高速も空いていて、東京からも便利で、人が少なくて、山の幸も味わえて、魚も美味しくて、と良いことずくめで、寒い不便な空気と水がきれいなだけの戸渡から見るとうらやましかったかも。
そんな、浜通りが住めなくなって、立ち入りさえ出来なくなった住民の事を思うと、20年も前に反原発でシュプレヒコールをあげて地元住民に嫌な顔されたのを思い出す。
原発が安全と言われていたのに裏切られたと言ってるけど、本当はうすうす解っていたはず、って言うと反感買うだろうし、思っても言ってはいけないこと。
だから、悔しい気持いっぱい。
国の選んだ方針だからねぇ、日本国民である以上従って討ち果てるのも仕方ないことと思う。

良く家から走って屹兎屋山に登って、頂上にある何かの観測所の屋根によじ登ると見える浜通り。
更に二つ箭山に向かう途中の猫鳴山あたりから見える原発は温和しく平和に放射能をちょっとだけばらまいていたはず。その向こうには青い海が広がって。
ずっとそのままでいれば良かったのに。知らない振りしていてあげたのに。
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by y_yosuke | 2011-09-11 10:37 | うれし、悲し | Comments(0)

線量計

なんでしょうね、福島県が15歳以下の子供全員に配布した線量計。
デジタル表示が無くて、記録だけが残る。回収して情報を集めて結果を知らせるのは二週間後だそうな。
どんな結果が出ても異常ありませんと書かれているのは必至ね。
それに二週間後にそこにいるのはまずいですよと言われても遅いでしょう。
30年間定期検査をすると言っても、甲状腺への影響しか見ないだろうし、結果は教授のお手柄で世界に発表されて嬉しいだろうけど、被験者はただで30年間モルモットをするわけで。

でも、この事故が原因で新たに原発事故が起きても、放射能のリスクがどの位か解って予算を初めから計上できればノーベル平和賞も夢じゃないし、原発は廃止しなくても良くなるから世界中から情報提供の依頼が来てお金がガッポガッポ。
たとえ日本が脱原していても原子力大国はこれまで以上に維持できる。
広島長崎に落ちた原爆を平和利用の原発にすり替えて原発大国になり、福島原発で世界の放射能先進国になる。
これからの日本の経営のシナリオからは放射能は切り離せないね。
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by y_yosuke | 2011-09-11 10:10 | うれし、悲し | Comments(0)

秋はきぬ

7月が過ぎ、8月も過ぎて9月になってしもた。
この2ヶ月ぼーっとしてたわけでは決してありません。
漫然と行き先を探すのではなく、どんな条件で探しているかが大事。
相手に要求が見えなければ協力のしようがない。
戸渡を出たかったわけでは無かったので、引っ越したい訳じゃないので、家や土地を見てもそのためにかかる経費や、大変さを考えるとうんざりしてきて。
でも半年経った最近は諦めもついて、ホントにどこかへ何とかしないと引っ越しも出来なくなってしまう。

引っ越し先の候補地は長野、山梨、埼玉、栃木、会津、と5つの県に絞って、長所と短所、特徴を表にして比較検討。
長野はイメージが良くて安心感がある、北部の信濃大町は良いところだけど雪が多くて、ここからは遠い。
山梨もいいイメージで東京から二時間位で行けるし山もきれいだけど、土地が高くて手が出ない。
埼玉の秩父へ行ってみたが、農地が急峻で、地滑りが恐いし、使いにくい割りに値段がとっても高い。
栃木はどこも実家から近いし引っ越しも楽だけど、空気線量が、、次に原発事故があったときに影響が増えれば引っ越しした意味が無くなる。

で、この際、福島県の会津の山奥にしようとあちこち見て回り、西会津町の青坂という所を町役場の方に紹介してもらいました。町から離れた集落だけどインターから10分。雪は多いけど天空の青坂と呼ばれてるところで、別世界の隠れ里。放射線も少ないし、福島の復興のために骨を埋めるかと思った次第。見に行って立派な古民家の中も見せてもらって、ここにしようかと決めかかったときに町役場から電話が来て地震の後水が濁っていて、パン屋さんには無理かもしれません。だそうな。
がっかり。

翌日、喜多方の古民家を4県ほど見に行ったけど、どこも素敵なロケーションにあって、つくづくこんな良いところが福島だなんて、気の毒で泣けてくる。
会津は福島県じゃありません、、会津県です。と、、、言いたい。

もう、ほぼ会津県に決めようと思っていた矢先、夏にお世話になっていた、長野県富士見町の農業委員会の方から良い物件があったから見に来て下さい、と言われ、もうあまり期待もせずに行ってみると結構な面積で、30年くらい経った家と畑と田んぼ付き。
きれいに使ってくれるなら安く譲りますって、現実的な金額だったし。
とか何とかしてると、始めに訪ねた北杜市の農業委員から物件があったけど見ますかって言ってきた。
今まで、梨の礫だったのにこんなこともあるもんだ。点在する田んぼと畑と住居をきれいに使うならただでも良いという結構な話でしたが、富士見町の件と比較すると、今一つかも。

半年経ってやっと物件が出そろって、比較できるようになってきたって感じでしょうか。
まだ契約はしてないけど、富士見町になりそうな感じ。
家は30年前の普通のだけど、きれいに清潔に使っていて、整頓されてる。

今までの山奥の暮らしとは全然別の物になりそうだけど、しばらく使ってない畑と田が二反歩づつあるから、麦も米も野菜も作れそうだし、まとまってるから仕事もしやすいかも。
あと15年もすれば、また戸渡に帰れるかもしれないので、帰りたい気持を残しておくには雰囲気の違う土地の方が良いかもしれない。

と言うわけで、まだ決まってません。
でもだいぶ目処が立ってきたので、11月には再開できるかもしれない。
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by y_yosuke | 2011-09-08 23:39 | うれし、悲し | Comments(1)